Denim Repair

本日は先日作業させて頂いたDenim Repair をご紹介します。

同一のお客様からお預かりした2本のジーンズ。共に1606Wですが、右側は私が知る限り色落ち最速の15周年モデル。仕事でいつも履いて下さっているとの事でワークウェアならではのハードな使用感と洗濯を繰り返した淡いインディゴカラーに目を奪われるこちらの2本が今回の依頼品です。

修理依頼箇所以外にもリペアが必要な場所がないか一通りチェックします。Dirt Denimは主観ですが色落ちが始まるまでが手強い。ケバが自然に取れ色落ちが始まるまでが辛抱。そこからは先はいつの間にか落ちているといった印象です。こちらはヒゲやパッカリングがしっかりと浮かび上がり1606の見本のような理想の色落ち。以前リペアさせて頂いた場所はまだ大丈夫そうです。

通称キャタピラと呼ばれるアウトシームの割縫い。耳のアタリが綺麗に出ています。

ユニオンスペシャルでの裾上げ部分が洗濯を繰り返すことにより斜めのねじれが出て細かく波打ちます。アタリも非常に好みな色落ちです。話は少し外れてしまいましたが今回のリペア箇所になります。

 

Before

 

右膝部分は破れは無いものの、穴周辺の生地が薄くなり大きめな補強が必要になります。

 

After

 

補強補修(SIZE 10cm×7cm) ¥3,300-(In Tax)

W/Kneeを一部剥がし補修部分を広めに接着芯を貼りタタキで補修。

 

Before

引っ掛けてしまったのでしょうか? W/Kneeの際の部分が縦に裂けています。

After

補強補修(SIZE 3cm×7.5cm) ¥2,200-(In Tax)

こちらもW/Knee を部分的に剥がしダメージ箇所に接着芯を重ね貼りし、タタキで補修。

 

 

2本目は1606 W/ Knee Standard Dirt Denim.

 

Before

こちらは小股部分のステッチほつれ。

After

ステッチ掛け直し ¥1,100-(In Tax)

Before

こちらも15周年モデルと同様、一部W/Knee部分を剥がし大きめに芯地を貼ってタタキを入れて行きます。

After

 

補強補修(SIZE 10cm×7cm) ¥3,300-(In Tax)

 

リペア料金は、ダメージ範囲/作業工程にて変動致します。

お電話 TEL 03-6805-1348 もしくは お問い合わせフォームにてお問い合わせください。簡単で結構ですのでリペア箇所の画像を添付して頂けると近いお見積りが出せます。

 

デニムは購入時がスタート。お客様と共に年輪を刻んで来た大切な1本をメンテナンスしてみてはいかがでしょうか?

 

リペアのご相談はお気軽にTrophy General Storeにお問い合わせ下さい。

 

 

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JUN

 

 

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